沖縄の行事 カジマヤー読谷座喜味で目撃 YouTubeに動画UP!

 .:* ふぇありー *:.

2012年10月23日 14:20

沖縄で、カジマヤーと言えば、
◆長寿を祝う沖縄の行事
◆ある一定の年齢に達したら、子供に戻ってしまう
◆子供におもちゃを与えるかの如く、じぃちゃん・ばぁちゃんに風車を与える
◆パレードをやるらしい
と、それくらいの認識しかなく、
読谷に越して来るまではパレードも全く見たことがありませんでしたが、
ふれあい祭りの会場で、2回目となるカジマヤーのパレードを
目撃したのです。しかも目の前で!



沖縄タイムスに毎月入ってくる 沖縄の行事 というチラシに由れば

カジマヤーとは
数え97歳のトゥシビー祝い。
一般に旧暦の9月7日に行われる。
今では最高の長寿祝いとして村をあげての盛大な祝賀の催しがある。
しかし明治のこれまで古俗を保っていた村では、現在と異なる習慣がみられた。
例えば、国頭村比地(くにがみそん ひじ)、大宜味村喜如嘉(おおぎみそん きじょか)、
名護市(なごし)などのカジマヤーでは、祝賀の行事ではなく、模擬葬式が行われた。

名護では死装束をさせて7つのカジマヤー(十字路)を巡ったという。
喜如嘉などではお墓まで行列していくという、「死」と「再生」の象徴儀礼がある。
その時、先頭の者は竹ぼうきを持ったといい、村人は行列と出会う事を忌み嫌った。
カジマヤーの語義は、老齢になれば童心に帰ってカジマヤー(かざぐるま)で
遊ぶからと説明する人が多いが、古俗から考えると7つの十字路を通過する事からの
命名ではなかろうか。

と、載っておりました。



又、沖縄大百科というサイトにも同じ様な説明が。
旧暦9月7日に行われる97歳の長寿の祝い。
この年齢になると子供に帰るといわれ
カジマヤー(風車)をもたせて
集落をオープンカーなどでパレードするなど、盛大に祝う。
文献によれば、明治のころまでのカジマヤーは模擬葬式の儀式で、
死に装束を着せ、集落の七つのカジマヤー(四辻)を回ったという。
カジマヤーの名称も「風車」ではなく
「四辻」からつけられたものという説もある。

という風に書かれておりました。

今では長寿を祝う行事で、その主人公である、じぃちゃん・ばぁちゃんに
長寿を肖ろうと、パレードを追っかけたり、一目見ようとしたりしますが、
どうやら、カジマヤーは、目出度い意味合いだけではないみたいですね~

ところで 四辻 って、何??? 
この場合、交差点の様な場所でいいのかな~と、
新たな疑問が浮上してきたので、ちょっと調べてみたら、

ここに → http://www2s.biglobe.ne.jp/~abep/yotsutsuji.htm 
↓ こんな記載がありました。

えー、四辻(よつつじ)と申しますものは、この世とあの世の出会うところ、魔界への出
入口と洋の東西を問わずに考えられているようでございます。


この世とあの世の出会うところ・・・
カジマヤーの意味を考えると、そう思った方が
辻褄があう様に感じます。

数えで97歳といえば、大正5年生まれ。
大正、昭和、平成と、著しい変化、激動の時代を生き抜いてきた、人生の大大大先輩達。
現代の様な、長寿を祝う行事として催される様になって良かったーーーと、
パレードのばぁちゃんを見て、改めて想うのでした。






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